高エネルギー加速器研究機構・機械工学センター
1.ご利用の手引き
機械工学センターでは、主に次の様な支援業務を行っており、各研究所・施設、及び共同利用研究者の皆様に広くご利用いただけます。 従って、工作依頼伝票が提出されてない仕事は、一切お受けできませんので、まず、工作依頼伝票に必要事項をご記入の上、工作受付室で所定の手続きをして下さい。 工作依頼の手続きその1(図面がある場合)
工作依頼の手続きその2(図面がない場合)
工作依頼の手続きその3(設計を要する場合)
工作依頼の手続きその4(緊急を要する場合)
各支援業務への依頼方法については、以下に示す手続きに従ってください。
(1) 工作依頼について (担当:小林)
(2) 材料・資材などの出庫について (担当:斉藤)
(3) 工具・器具などの貸出しについて (担当:斉藤)
(4) 工作機械・器具などの使用について (担当:小林)
-1 利用できる機械設備
-2 工作技術講習会
-3 工作機械・機器類の利用の手続き
-4 工作機械・機器類の取扱いの心得
機械工学センターは、原則として、自分達が独自に行っている研究・開発の業務以外は、全て工作依頼伝票で依頼された業務のみを行っております。
機械工学センターで作るものの図面を持ってきてください。ただし図面が不備だと作業に遅れが出たり、ユーザーが意図していないものや全く違ったものができてしまう可能性があります。こういう事がないように機械工学センターでは、工作依頼をお受けするとき、依頼者から直接説明をしていただき、依頼者側と機械工学センターとの意志の疎通を図ってトラブルを未然に防ぐように努めております。従って工作依頼される場合は、受付担当者(又は代理人)に必ず対面し依頼されるようお願いします。
原則として、図面のないものの製作依頼は受け付けておりません。しかし、図面が思うように描けない方、ポンチ絵程度の方でも相談していただければ、ものによってはお受けする事が出来ます。ただしこの場合、依頼者側の工作物についての構想が明確になっていることが前提となります。
機械工学センターでは、設計も受け付けております。この場合の設計対象とは、部品1個からなる単体ものではなく、実験装置・マグネット・駆動機構や構造物をさします。
このようなものを受けるとき機械工学センターでは、依頼者に「仕様書」を書いていただいております。それにより機械工学センターの担当者を決定し、担当者と、依頼者によって細部を決定し設計に入ります。
緊急を要する作業については、原則として依頼者が所属する部署の主幹が捺印した「緊急を要する理由」書の提出を義務付けております。場合によってはご希望にそえないこともあります。
工作依頼の手続きその5(長期にわたるもの)
長期にわたると思われる開発、設計支援は依頼者側で事前に機械工学センター長とご相談下さい。この工作依頼伝票処理は、適当な期間(少なくとも年度)で見直をし作業を分割してご提出いただいております。
補 足1(外注製作)
機械工学センターの内部事情や、依頼者からの希望により工作依頼されたものが外注製作となる場合があります。その場合の費用は依頼者が所属する研究所・施設の負担になります。
機械工学センターの内部事情による場合は、目安として製作費が10万円を超える場合は、依頼者の所属する研究所・施設の工作連絡会委員の了解を得てからの発注となります。依頼者側からの希望により外注製作する場合は、金額の如何にかかわらず事前に工作連絡会委員の了解を得てください。
いずれの場合でも製作費が10万円を超える場合は、依頼者の所属する研究所・施設の工作委員会委員の承諾が無い場合は、外注製作いたしません。
補 足2(諸費用)
製作費につきましては、総経費のうち、材料費、特殊工具費(一般工具を除く)、購入部品費のみを各系の材料移算費から実費精算いたします。
機械工学センターの技術スタッフは、一般工作依頼に最小限の工数をあて、他は、本研究機構の重要研究項目に合わせて各グループに分散して、各研究部門の研究者と一体となって各種の実験装置などの開発・研究が行える体制をとって支援しています。
普段良く使用されるアルミ材、ステンレス材及び各種ボルト・ナット・ワッシャの規格品類を若干標準在庫しておりますので、必要時に出庫することが出来ます。
出庫手続きは、各出庫場所に備えられた材料・資材出庫伝票に必要事項を記入し提出して下さい。 なお、業者には払出しを認めておりません。また、費用につきましては、各系の材料移算費から実費精算致します。材料・資材リスト (KEK職員のみ)
機械工学センターに設備されている工具・器具の類は、機械工学センターの仕事に支障を来さない限りにおいて、貸出しを致します。貸出し手続きは、担当者(担当:斉藤)と相談の上、工具借用願に必要事項を記入し提出して下さい。なお、業者には貸出しを認めておりません。
機械工学センターが毎年1回開催している工作技術講習会に参加し利用資格を得た人達のために、第1工作棟の工作機械の一部を解放して、ユーザーズコーナーを設け、自分の装置に使用する部品などが自作出来る様な配慮を致しております。
-1
利用できる機械設備
次の機械・器具は、第1工作棟(及び材料倉庫)のユーザーズコーナーに設置してあり、下記に示した工作技術講習会で利用資格を得た人は、次頁の工作機器使用申込書の手続きを行うことによって自由にご使用できます。
-2
工作技術講習会
工作機械・機器類における人身事故は人命に関わることでもあり、各自が基本・規則に基づいて十分注意して取扱わねばなりません。そのため、機械・設備機器などを安全に使用いただける様に、機械工学センターにおいて毎年2回工作技術講習会を開催し、工作機械・機器類の正しい操作方法と安全教育を行います。受講修了者には、上記のユーザーズコーナーの機械・器具の利用資格を得たことを認定し、利用許可証(バッチ)を交付いたします。従って、この利用許可証の交付を受けてない方は、機械工学センターの機械・器具類の御利用は一切出来ません。なお、工作技術講習会の受講申込みは、機械工学センター担当:小林が取扱います。
-3 工作機械・機器類の利用の手続き
工作機械・器具類の御使用の際は、工程管理室で、次頁に示すような工作機器使用申込書に必要事項を書き込み、担当者(小林)の許可を受けてからご使用下さい。なお、業者には原則として機械の使用を認めておりません。ただし、利用資格を持つ当所職員が帯同して、作業全般の責任を持ち指導を行う場合には使用を認めております。[時間外の使用]
当機構は、24時間体制で研究が行われておりますので、緊急事態を考慮して、機械工学センターも原則として24時間使用が可能です。使用される場合には、次の事項を厳守して下さい。
1.時間外に使用する場合には、原則として、予め時間内にセンター長の許可を取って下さい。
2.工作機械の使用にあたっては、事故の場合を考慮して、必ず複数で作業して下さい。
3.作業は、次項の「取扱い心得」を遵守し、事故の無いよう安全に留意して作業するようお願いします。4.使用後は、使用前に復帰させて下さい。すなわち、機械及び周辺の整頓・清掃、電源・証明のOFF 、施錠など、防火・防犯に留意して下さい。( )
5.事故の際は、速やかに守衛所に連絡を取り、適切な処理をして下さい。[非常連絡電話 3399(守衛所)]
機械の保守及び安全のために次の注意事項を厳守して下さい。
赤字は、あなたや周りの人の生命にかかわるルールです。
[始動時に守らなければならないこと]
1.機械を操作するに適した服装・保護具(特に保護眼鏡)を着用して下さい。
2.機械を使用する前に、周囲の整理整頓、必要個所の給油や点検を行って下さい。
3.工作物及び工具は、しっかりと取付けて下さい。
4.チャックなどの回転部分にハンドルを付けたままにしないで下さい。
[運転中に守らなければならないこと]
1.露出状態の可動部の動きや、工作物、工具などの動きに注意して下さい。
2.機械を作動させたまま、みだりに機械のそばを離れないで下さい。
3.機械の運転中は手袋はしないで下さい。(ただし、取付け取外し作業中は可)
4.機械の回転惰性を、手又は工具などで無理に止めないで下さい。
5.誤操作などで危険を感じた時はまず逃げて下さい。
6.自動送りをかけたまま、回転を止めないで下さい。次の始動時に危険です。
7.慣れない機械は独断せず、分からないところは工作職員に聞いて下さい。
8.何か異常を感じたならば、速やかに機械を止めて工作職員に連絡して下さい。
9.停電などの異常で止まってしまった場合には、必ずメインスイッチを切って下さい。
[作業終了後に守らなければならないこと]
1.使用機械及び周囲を良く清掃し、使用した諸工具は元の場所に戻して下さい。